Japonismが期待をはるかに上回ってくる
アリーナツアー終了後、数日して発売された ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism。
発売が決定したときは、ずーっと待ち望んでいたので本当にうれしかったのですが…メイキングなし!?マルチや定点もなし!?なんで!?
じぇいすとぉむさん…。どんだけ待ったと思ってるの…なんかつけるものあるでしょう…。
なんてちょっとだけ不満を抱えていましたが、発売前にCDTVでちょこっと流れた映像を見て驚愕しました。
う、美しい…!
映るものすべてが美しい。短い映像だったけど、すごくこだわりを感じました。
Twitterでは、遠いとか嵐の顔が見えないとかの感想を多く見ましたが…まぁわたしもちょっと遠いなっておもいましたけど、あの映像は見なきゃソンSONGですよ。残すべきです。
この日からカウントダウンを始めるほど楽しみになりました。あの映像を早くフルで見たいと、マルチや定点への淡い期待は捨てずに待つこと数日。さぁ、8/23フラゲ日です!
あれから繰り返し何度も見た感想ですが…。
やっぱり美しい…!
ずっと泣きそうになるのを堪えながら見てました。なんでだろう、何見ても泣きそうになる。
そして何回見ても飽きない。見れば見るほどセトリの素晴らしさ、曲と曲の流れのスムーズさ、遠景の美しさ、注がれる熱量の高さ、等々の凄さに気付かされます。
あと、コンサート中は基本的に相葉くんしか追わないタイプなので映像で見てはじめて知ることや気付くことも多くて、すごい楽しいです。インザルームとか他のメンバーもなかなかエロい。Borelo!の二宮くんの上ハモやJaponesqueの櫻井くんのドヤ顔などなど、メンバーのここぞというときをしっかり残してくれてるなぁという印象です。
素晴らしいコンサートを見てたんだなぁと改めて思いました。最初から最後までこだわりぬいて、全力を尽くしている。
本編とアンコールでディスクを分けているところにもこだわりを感じます。
収録時間のバランスは悪いですがJaponismの本編はどこで切ってもダメなんですよね。隙がないから。でも、1枚に収録するのも違うんです。本編で完成してるから。
画角とか切り替わるタイミングにもこだわりを感じます。
会場全体の景色がキレイなところ、スクリーンが華やかなところ、メンバーの魅力が溢れるところ、メンバー同士の絡みなど、ここ!っていうところでちゃんと切り替わるんですよね。これは作るのに時間かかっただろうなぁ…。
Japonismというツアーに注がれる熱量がどれだけ高かったのか、映像を見てちゃんと知れた気がしました。
なぜ会場全体を映すシーンが多いのか・嵐のアップが少ないのか・マルチアングルや定点カメラをつけなかったのかを考えてみましたが…こだわりぬいた結果なんだろうなと思いました。
収録のアナウンスがあった日のコンサートに入りましたが、上空を飛んでるカメラやスタンド席側に設置されてるカメラは多かった気がします(視界にチラチラ入ってきてた)。スクリーンの映像にも制御型ペンライトにも、あれだけ力もお金も注いでますし、そりゃ遠くから撮りたいよなぁ、と。入れない選択肢は元々ないんだなと思いました。
遠景が多くなってしまうのはそれだけ力を入れてたってことで、寄った映像より引いた映像、あの映像こそ、嵐の見てほしい景色だと思うんですよね。
じゃあなんでマルチとか定点つけないの?ってところですが。撮ってるはずなんですよね。でも、今回本編に隙がなく、セトリにこだわりを感じるDisc1に本編・Disc2にアンコっていう収録時間に大きな差が出る仕上がりです。そうなるとDisc1に他のものを収録する余裕がない。Disc2に余裕があるけど、曲と曲の流れは結構重要なところで、遠景が多いDisc1から2~3曲ピックアップしてDisc2に収録すると流れを乱してしまうことになる。
より完成度を上げるためにはこれしかなかったのかなと思いました。
確かに遠景が多いし、Japonesqueの階段のところとか、5ショットから二宮くんの目に吸い込まれていくところとか、相葉くんのあれとかこれとか、ここ残して欲しかった!この曲はマルチアングルで見たかった!って思うところもありますが、それ以上にいい映像を見れたのでわたしはすごく満足してます。
Japonismツアーは間違いなく一生忘れられないコンサートになりますね。
いつだって今出せる力を出し尽くしてつくっている嵐のコンサートが大好きだ〜~〜!